1955-05-31 第22回国会 衆議院 本会議 第21号
第七に、国鉄における船舶運航管理組織についてであります。現在国鉄における連絡船運航の指令、監督の実務に当る機関は比較的小さく、かつ船長の経験を有する実務者もきわめて少いので、連絡船の航行については勢い船長の判断にまかせざるを得ないこととなっております。
第七に、国鉄における船舶運航管理組織についてであります。現在国鉄における連絡船運航の指令、監督の実務に当る機関は比較的小さく、かつ船長の経験を有する実務者もきわめて少いので、連絡船の航行については勢い船長の判断にまかせざるを得ないこととなっております。
従って、本件発生の原因についてはいろいろな事柄、すなわち航行船舶の行き違いの方法、上り便、下り便航路の設定方法、旅客船、貨物船の優先取扱い方、鉄道ダイヤとの接続の取扱い方などを初め、非常時に対する平素の訓練、ないしは船体構造の再検討並びに国鉄部内における船舶運航管理組織等について検討を要する点が関連して参ると思うのでありますが、直接の原因としては、本調査団が三十数人にわたる参考人について調査した結果並